保護者の皆様へ
昨今では真岡市、芳賀郡内にも学習塾が非常に増え、どこを選んだらいいか迷われることも多いと思います。
そこで、少しでも皆様の塾選びの参考になりますよう、渡辺私塾について簡単にご説明いたします。
当塾は、台町本校塾長である渡辺淑寛(としひろ)が1976年(昭和51年)に開塾し、2019年度で45年目を迎える塾です。
台町本校は高校生と中学生全学年を対象として開講いたしました。
その4年後、1980年(昭和55年)に私、渡辺佳寛(よしひろ)が渡辺私塾荒町教室を開講し、荒町教室塾長に就任しました。したがいまして、渡辺私塾には台町本校と荒町教室の両方に塾長が存在します。
荒町教室は開講当初から中学生と小学生全学年を対象としていました。
地元の皆様のご協力のお陰によりまして、二宮教室、上三川教室、市貝教室と、芳賀郡・河内郡の広範囲に教室を展開することができました。私はそのうちの荒町・二宮・上三川・市貝教室を管轄し、この2019年度、塾講師として41年目を迎えます。
真岡市にも、大手塾と呼ばれる、県内全域に数十の校舎(教室)を展開する塾があります。
さらには、全国展開をしている個別指導塾も存在します。もちろんどの塾にもそれぞれの良さがあり、それぞれの存在価値があると思います。
ただ、そのような状況の下、私には声を大にして、自信を持って訴えたいことがあります。
それは、地方の小規模塾だからできる月謝の料金設定です。
「小学生の週1回7,000円+消費税というのは、1教科ですか?」とお母様やお父様からよく問い合わせを受けます。
「週1回でも2教科だと14,000円になるわけですね?」というご質問なのですが、もちろんそうではありません。週1回1時間30分で、1ヶ月に4週あっても5週あっても「7,000円+税」という料金です。
また、中学生が「週2回14,000円(中3は15,000円)+税」というのもよく驚かれます。
大手塾や個別指導塾と比べると「安過ぎてかえって不安」、さらに言えば「信用できない」という印象を持たれるようです。
しかしながら、その心配はございません。
渡辺私塾だけでなく、地元の個人塾(塾長1人、ご夫婦、家族経営など)の多くは同様の料金設定で、スタッフの皆さんが懸命に教務に励んでいます。
安い月謝設定をできる理由は極めて単純です。
それは、組織を支えるためのお金が必要ないということです。
大手塾の場合、どうしても講師以外のスタッフが必要になり、授業を教えていない人たちにも給料を支払わなければなりません。
また、都市部にビルを建てたり、大規模なテナントを借りたりすれば、出費はさらにかさみます。
個別指導塾は塾生数が少ないので月謝が高くなるのは必然ですが、それに加えて首都圏の本部にいるスタッフに支払うためのお金はやはり必要になるでしょう。
つまり、大きな組織を持つ塾は、それだけ大きな運営費を徴収しなければならないわけです。
大手塾や全国展開の個別指導塾と比べ、当塾のような小規模塾には授業を教えていないスタッフはいません。
塾長である私も、他の講師たちに負けないくらいの授業のコマ数を担当しています。
私は荒町教室の塾生から戴く月謝から給料をもらい、他教室の室長たちはそれぞれの教室の塾生から戴く月謝から給料を得ています。
限りなく無駄の少ない料金体系になっているわけです。
実際に教える講師陣も、私が40年、各室長は最も短い者で15年、長い者は27年の講師歴があります。
これらをお考え下されば、「安かろう悪かろう」という塾ではないことがおわかり戴けると思います。
また、当塾は高校受験の進路指導に関する知識やデータが非常に豊富です。
特に中学3年生が受験する下野新聞模擬テストにおいては、全教室を合わせると130~190名程度の受験者がいるので、真岡高、真女高への志望校順位がきめ細かに出そろいます。
したがって、その年どの程度の偏差値で真岡高や真女高に合格できるのか、かなり正確に判断できるわけです。
さらにまた、我々はただ単に塾生たちに知識を詰め込むだけではありません。
考えることの楽しさ、知ることの喜びを懸命に教えようとしています。
「勉強って、実は楽しいものなんだ」ということを子供たちに知ってほしいのです。
勉強する本当の意味はそこにあるのだと我々は考えています。
さて、渡辺私塾がどういう塾なのか、おおまかにおわかり戴けたでしょうか。
概要を把握して戴けましたら、あとはぜひ塾の授業を体験なさり、授業の内容、講師の力量をご覧戴きたいと思います。
当塾の思うところを以下に記します。
「塾選び」における10のチェックポイント
週刊ダイヤモンド・2014年3月1日号より
- 塾のレベルや形態(集団・個別)は子どもに合っているか。
- 通塾時間や課題等、子どもの負担が大き過ぎないか。
- 友達が通っているなど地域の口コミで安易に選んでいないか。
- 大手塾の場合、合格実績は通う校舎単独のものを確認したか。
- 実際に授業を担当する講師やクラス担任と面談をし、人柄や指導法等に納得できたか。
- 実際に子どもが授業を受けるクラス(講師)で、体験授業を受けたか。
- 校舎の環境(周辺・校舎内)は、通わせる塾としてふさわしいか。
- 塾の費用は、月単位だけでなく、受験時までにかかるトータル金額を確認したか。
- 授業がないときでも、自習室で勉強できる体制は取られているか。
- 入塾後に困ったときや、受験校決定等、相談できる体制は万全か。
いかがでしょう。これらすべてをお考えになったでしょうか。
①は、お子様に合った形態を選んでいただくしかないので、私どもが決めることはできません。
②・③・④も、保護者の方々ご自身でお考えになり、お調べになる事柄です。
ただし、⑤・⑥・⑦に関しては、「とにかく一度塾の授業を見て下さい」と声を大にして叫びたいところです。
「あそこの塾はレベルの高い子しか入らないから…」
と、風評や先入観で初めから避けられてしまうのは、何とも残念です。
また、⑧・⑨・⑩に関しても、当塾は自信があります。
特に、年間の費用を他の塾とお比べ下さい。
中学3年生の一年間塾に通ったとすると総額でいくらになるのか、候補の塾すべてをお調べになるべきです。
1月末の下野模試・進学模試(自由参加)まで受験するというフルオプションでも、年間総額は304,922円です。
(中3のWACLSと国語個別は年度初めの4月と年度末の3月の設定が無いので10ヶ月分で計算しています)
極めて高いのではないかと私たちは自負しております。
しかしながら、個別指導塾では「他の生徒と競い合う」ことがほとんどできません。
さらに、「生徒の能力に応じたペースで教える」ということは、
そのため、最近では首都圏でも集団指導塾の価値が見直されているようです。