中学3年・1学期の勉強方法


【心構え】

 中学校生活の中で3年時の1年間が最も大切な期間であることは、だれもが知っている。
すでに最上級生としての自覚が芽生え始めている生徒もいることと思うが、身体的には
もちろん、精神的にもかなり大人に近づいて、しっかりした考え方ができるようになる時期
であり、また今、高校入試という大きな目標がいよいよ現実味を帯びて感じられるときでも
ある。ところが、高校入試のための基礎力を養うこの3年1学期に、部活動もまたクライ
マックスを迎える。7月から8月に行われる最後の大会まで、多くの3年生たちはほとんど
すべてのエネルギーを部活動に費やしてしまう。「全く勉強しない日が、1学期に相当
あった」と言う先輩たちもいる。今までの練習の総決算なのであるから、なかなか勉強に
目が向かないのは仕方がないことなのかも知れない。しかし、逆に考えれば、他の生徒が
部活に熱中しているときに、かくれて勉強していれば確実に成績は上がることになる。
もちろんすぐにはその成果は出ないが、1学期の努力は、必ず2学期以降の成績向上に
つながる。つまり、志望校の選定と入試の勝敗は、1学期の勉強で決まるのである。


【具体的な勉強法】

☆使う教材は、「整理と研究」・「整理と対策」・「新研究」・「学習と完成」などの、学校で
  買わされた入試問題集だけでよい。
〔使い方〕3年1学期が終わるまでに、習ったところまで(あるいは1・2年の範囲だけでも
      よし)を社会・理科は2回、国・数・英は1回全部終わすのが理想(合計140単元
      になる)。計画をそういう形にして、あとはどれだけ実行できるかが勝負。
      (受験までには、社・理5回、国・数・英3回が理想)

 例:社会・理科は、3年1学期までの範囲が約20単元ある。地理は2ページ構成の
   単元もあるが、その場合は1日2単元やることにし、トータルで20単元と数えられる
   ようにページを割りふる。4月の第2週から数えて、1学期には15週間ある。中間・
   期末テストの1週間ずつを差し引いて13週間。2回分の40単元は週3回でほぼ
   終わる。国・数・英は週2回で充分。科目数は月・水・木は2科目でよいが、土曜・
   日曜に必ず3科目ずつ入れる。塾のある火曜と金曜はやらなくてよい。

国 語 社 会 理 科





数 学 英 語 社 会

       ※部活の疲れによって全くできなかった日の分は、夏休みにやろう。

〔注意〕 これらは、宿題以外にやらなければならない。(ただし、「家庭(自主)学習帳」は、
     答えを書いて○つけするノートとして使える。)3回やる予定の科目は、1・2回目は
     ノートに答えを書いて○つけをする。
  最も大切なことは、2〜3日計画を実行できなかった
  ときも、そのままやめてしまわずに、3〜4日後に再び
  やり始めることである。この悪あがきが勝利を呼ぶ。

 また、どうしても勉強に身が入らないときは、マンガやTV(ゲーム)などで時間を費やさずに、
本を読むべし。マンガの小説バージョンや推理小説など、読む本の種類は何でもいいから、
とにかく文字に接しておく。それが2学期以降の読解力に必ずいい影響を及ぼす。

                                                   健闘を祈る


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